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2023年2月17日 (金)

日蓮大聖人御誕生会

 昨日、日蓮大聖人御誕生会だったこの間の七日の日興上人会は雪がひどくて大変だったが、あれから雪も結構溶けて今日は平日にもかかわらず、本堂一杯の参詣者だった。

 この御誕生会は、弁当が出るので事前に何人くらい参詣するか報告するようになっているが、こういう日は無理して参詣する人が多いみたいだ。

 今日、初めて聞いが、涅槃経に出てるらしいが釈尊の出生、出家、成道、転妙法輪、は全部八日らしい。それがなぜ、涅槃の日が15日かというと、15日は満月であり、全てが整っている日だかららしい。

 日蓮大聖人は、熟脱の仏様が涅槃を現じた次の日に、下種の仏様が出現するということで、16日出生ということになってるらしいが、以前ある僧侶の方の書いたもの見ていると、日蓮大聖人の御誕生の日は一番最初に出てくるのは日道上人の御伝土代だが、この説を日蓮門下全て取り入れてるらしい。

 昔は、太陰暦を使ってる頃はほとんど誕生日という概念はなかったらしい、全員が一斉に正月一日に年を取ってたらしい。誕生の日がわかってるのはよっぽどの立場に人だったくらいしかいなかったと思われる。私の母なんかも生年月日と言われてたらわかるが誕生日と言われても何のことか昔はわからなかったらしい。

 そこで、その僧侶が日道上人が法門的意義を含めて2月16日と記したのではないかと述べられていたことを思い出す。